クツワムシの成虫の飼育方法(飼い方)を解説します。クツワムシを飼育するために必要なものや飼育環境,エサ,注意点ついて解説します。
繁殖を目的としないのであれば、飼育ケースに土は入れなくてもよい。基本的には草食性であるが、過密飼育をすると共食いをする場合があるようです。エサはキュウリなどの野菜でよい。全部食べつくしたり、食べ残しで腐ったり乾燥した場合には新しいエサと交換します。プラスチックのケースであってもケースの側面を上るため、フタが必要となります。また、エサ交換等でフタを開けるときには、フタ付近にクツワムシがいる場合があるため脱走などに注意が必要である。
飼育は直射日光の当たらない場所でかつ、暑くならない場所で行います。夜行性であるため、必ずしも明るい場所で飼育する必要はありません。昼間でも暗い場所に置いておくと鳴きます。なお、成虫の鳴き声はかなりうるさいため注意が必要である。